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2009年12月23日

アルピニスト・野口健のブログ:片山右京さん遭難について

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アルピニスト・野口健のブログ:片山右京さん遭難について - livedoor Blog(ブログ)

これはクリップしておきましょう……。

厳冬期の富士山は時にヒマラヤ以上に厳しくなる。独立峰ゆえの凄まじい強風。逃げ場がなく、表面の雪面もガリンガリンに凍りつき、固くなった氷にはアイゼンの爪も充分には刺さらない。そして山頂付近でスリップしてしまえば、凍った滑り台から落ちるようなもので五合目付近まで落ちてしまうことさえある。
したがって冬の富士山は極めて厳しいのだが、だからこそヒマラヤ遠征前や南極遠征前に富士山でトレーニングする意味があるわけです。

富士の裾野で生まれ育ったアテクシですが、近すぎて逆に“登山”したことはなく。いつも眺めるだけのあの美しい富士山が、実はそんなに過酷で厳しい自然環境を呈する存在であったということを今回初めて知りました。おそらく登山とは無縁の人々の多くが同様の認識だったのではないでしょうか。

仲間を置いて下山することについては、出兵経験のある年配の方なら同様の気持ちを持たれたことはあるのかもしれないな。

投稿者 suzumari : 2009年12月23日 14:13

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