SUZUMODE

大人たちが晩ご飯の支度であっちへいったりこっちへいったりしてるところへやってきて、張り声で突然指示を出し始めるのです。壁には手書きのプログラムを張りだし、クラッカーを配布し、司会進行をし、お祝いの歌は自分が電子ピアノで弾くのです。しかしこの伴奏がうまくいかないうえに、納得するまでやろうとするから余計に場が混乱するんですが。

彼女なりに考えているものがあるらしく、あれこれ注文をつけてきます。「ちょっと。大人は今みんな忙しいんだから～！」というと「あたしもいろいろやることがあるのよぅ！」とうれしそうです。仕方ないので大人たちはハイハイといいながら各自の作業を進めるわけですが、そこへまた突然割り込んできて、今度はなにやら紙を手渡す。

チケットです(爆)

誕生会を始める前に、姪っ子さんにそのチケットを渡せというわけです。いつチケット制になったんだｗ　てか、おもちゃのチケットがあって、単に自分がもぎりたいだけなんですけどね。

で、その口調が生意気！

「あのぉ～～始まるときにぃ～～これを～～もってきてくれませんかねぇ～～？」

まったくどこで覚えてくるんだか！　しかも語尾がだらだらと伸びてるし。
そんな話し方じゃ当然ジャスフォーのおばちゃんは黙っちゃいませんよ。

「その言い方はなに？　お願いしたいなら“持ってきてください”でしょ！　ちゃんと言いなさい！」

こちらはタマネギのみじん切りで目を充血させながら言葉遣いにツッコミ。

全部仕切りたいわりに、全体の進行状況を見てない（さすがにまだ見られないですなｗ）から面倒くさい(^▽^;)　ゆえに自分のペースで突然何かが始まるわけです。まだテーブル準備もできていないのに、

「はい！　みんな早く紙をもってきてー！」

となるので、やれやれと思いながら、

「そういうときは、『これからお誕生会の受付を始めますので、順番にチケットをお持ちください』っていうんだよ」

と教えると、

「受付をはじめまーす！」

と超うれしそう。その時点で甥っ子さん（3才児）のチケットがなかったことが発覚。

「小さい子はチケットいらないんだよ～」

というも、なんでもねぇね（姪っ子）と同じでないと気が済まなくなってきているらしいので、そんな理屈は通用しない。みるみるうちに甥っ子さんの顔が絶望に満ちて崩れて行くと同時に、イスにしがみつき始める。ヤバイ！　超ヤバイ！　ヤツを泣かせたら先が長すぎる!! すべてが台無しに!!（30分は絶叫しているタイプ）　妹１が慌てて追加のチケットを作成して、スレスレで問題クリア。

みんなのチケットもぎって満足げな姪っ子さん。早い話、誰の誕生会ということは関係なく、常に自分に注目を集めておきたいだけなんですけどね(苦笑)　末恐ろしいったらありゃしない。どっちの家の血なんだか？

まぁ……どっちかっていうと……ウチか……？　orz

そんな姪っ子さんですが、ほかにも得意技があります。変顔です。これはね、おばちゃんお墨付き!!ｗ　すごい将来性を感じます！(何かが間違ってますか？）　よくね、変顔っていうと、「ぷぅ♪」みたいな顔しかできない子いますよね。うちの姪っ子さんは違いますよ！　地獄からの使者みたいな顔ができます。瞬間的に自分を捨てられる点で満点!! 合格っ!!　思春期すぎても継続していただきたいですね。

これはまちがいなくウチの血だと思います。アタシ、妹2、姪っ子、甥っ子で、G1使って変顔写真撮影大会してると、通りかかった母（ばーちゃん）曰く

「あたしも仲間にいーれて！」

せーの！　で3世代にわたる「この親にしてこの子あり」という地獄絵図ができあがるのです。爆笑ものです。いや～表情筋が豊かだというのはいいことですよねｗ

泣いたり笑ったり…表情は環境より遺伝が決める (らばQ)

感情の動物である人間は、悲しいときに悲しい顔を、うれしいときには笑顔を、腹が立ったときには怒った顔をします。

それらの表情は、成長過程で他人の仕草を見て真似したり影響を受けるよりも、遺伝に大きく左右されることが研究調査によってわかったそうです。

ちなみに、正月番組は全く見ませんでした。