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2008年03月26日

Web制作代金の支払いを「リース」で!?

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最近とある*徳業者と戦っています。今日も攻防を繰り広げてきました。

なんとかパックというサービスをぶら下げて、制作費はリースで分割できるからイニシャルコストがかからなくていいですよ~なんて言うWebサイト制作の営業がきたら

絶対契約しちゃダメね!

来たら、絶対「録音」ね!

「録画」もあるといいかもね!

敵は確信犯。説明資料は一切残しませんが、ハンコとサインだけはゲットしてゆきます。何を聞こうとも、口頭説明に徹してきます。説明矛盾の証拠を残さないためです。

もんのすごい量の技術的説明なんかを展開して、素人が「!?!?!?」となってるうちに、おいしい誘い文句で口車に乗せて契約させちゃいます! 「わかる人と相談してから返事したい」といっても、強引に話しを進めてしまいます。

ぼーっとしてきて、「リース契約」なんかしたら最後、後で何が発覚しても「解約できません」の一点張りですよ。

「リースなら、損金処理ができて便利」とか「分割だから負担がない」とかいうかもしれませんが、成果物に納得するとかそんなことは関係なく、納品前から引き落としが始まりますよ~。出来上がったものが気に入らなくても、後の祭り。サイト制作だと、ある程度金額がまとまると大きくなる場合も多いから、敵が提示した金額みて、「ええっ! 高い!?」と思うけど(でも一般的な額がわからない)、「なんだ、これでもリースなら楽だね~」と思っちゃうみたい。

成果物を確認して、問題がなければ請求書を発行してもらうほうがいいですよ。てか、普通そうなんだけど。納品前から納品書出してくるようなところはしんじられなーい!

そんでね、これがね、笑っちゃうくらいいろいろ発覚するんですよ。ただ、Web制作の流れを知らないと、気づかないものが多い。ものすごく適当な理由でガンガンボラれてますから。

「なんで画面フローもワイヤーフレームもデザインカンプもないのに、契約時点で制作画像点数が具体的な数字となって“追加”されてんの!?」とかね(苦笑) 

どうしようもなくいい加減なCDに、高額の費用がついてたりしますから。

でも敵は自分たちに有利な資料しか残さないから、「言った言わない」の世界に持ち込む。で、「この間口頭でご説明いたしましたが」が常套句。あとから突っ込んでも、後付で都合のいい説明をしてきます。しかも、最初に契約させた営業は異動になってますから、出てきませんww 火消し屋さんは、「自分が直接聞いたわけではないが」というスタンスを貫くのです。責任はあくまでも最初の営業ってことね。

契約内容の確認をしたくても、敵はサービス内容が明確になる資料を残してゆきません。他の類似サービスの資料はおいてくんですけど、肝心の契約サービスについては、明細がわかるような資料は絶対残しません。だからウソに気づかないんですよね、元の資料がそもそもないから。で、いろいろ説明されて、何枚も書類書かされて、頭が飽和してきて、何がどういうサービスだったかわからなくなったまま、相手の話を鵜呑みにしてしまうようです。契約しちゃう方を、無知だからって責められない……。

それで営業してるわけですから、シナリオができてる。何枚も上手です。あまりにもつっこみどころが多すぎて、こちらが混乱するくらい。どーでもいいやと思いたくなるくらい、問題点がありすぎる。

最初の営業の対応について、ものすごーく突っ込んでみたところで、「もしそれが本当であるならば、わたしの感覚からしても詐欺だと思われるので、それはもう訴えていただくしかないです」と“紳士的に”おっしゃいますよ~。

なんだそれ~(^▽^;)

だから~最初から詐欺なんだってば~www

いろいろと裁判起こされてるようなんで、慣れてるらしいです。

当然「詐欺」というフレーズにも敏感です。すぐ「そうおっしゃるのなら訴えてくださいとしかいいようがないですね」と応戦してきます。つまり、解約に応じるとか、顧客の立場で考えるとか、現場で解決する気がないんですよ。それだけの自信があるということは、契約書を盾に、相当場数を踏んでいる証拠です。まず勝ち目はないです。

 

とにかく、最初に立ち会ってたら、「ハァ? これなに? なんで? 根拠は?」の繰り返しになることは間違いなく、絶対契約させない内容です。

いずれにしても、サインしてハンコをついてしまったらおしまい……。

言った言わないと争っても、ハンコとサイン入りの契約書がすべて!

いやらしいのは、一応成果物はできあがること。
また、金額が裁判に持ち込めるほど高くないこと。
だから泣き寝入りするケースもあるようです。

一番簡単なのは、「何があってもその場で絶対契約しないこと」

万が一契約してしまったら、すぐ(クーリングオフに間に合うよう8日以内)にわかる人に相談したほうがいいです。

敵は、技術的な裏づけがとれそうなWeb制作担当者などがいない中小企業を狙ってきますから、どうか気をつけてくださいまし。文句つけようにも、煙に巻くのもうまいですからね! 質問しても、技術的な部分がわからないと、適当な説明で誤魔化され、結局堂々巡りで騙されたままなんですよ。

ちなみに。

費用にUPS(無停電電源装置)も追加してきます(爆)

はっきりいって要りませんからね!(好みですけど)

投稿者 suzumari : 2008年03月26日 20:17

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コメント

そこ名前おしえて

投稿者 JD : 2008年03月27日 02:34


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