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2007年07月29日

OC(低用量経口避妊薬)は婦人病予防にいいらしい!

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通常ならオープンにしにくい話題かもしれませんが、あてくし、おばさんだからいいや(違) 

OC for me! 生理痛や避妊で悩む女性たちに知ってほしい

フジテレビでニュース見ようと思ってTVつけたら24時間……ちぇ、とチャンネルをケーブルTVに切り替えたところ、LaLaTV。そのままつけっぱなしにしていたら、以前後半部分しか見られなかった「女性外来」の特集が始まりました。

前回見たとき、ちょっと不思議だったのは、パネリストとして参加されていた婦人科医の女性たちの肌が、やけにつやつやしてたことだったんですよね。その理由わかりました! 彼女たちはピルを服用してたんですわ。つまり、世間一般の認識でいうところの避妊薬ですね。

そして、ピルを服用しているというのは、これまた世間一般的な認識でいうと、ビッチなイメージですかね。それが、そうじゃないんだ、とわかったんですね。細かいことは

OC for me! 生理痛や避妊で悩む女性たちに知ってほしい

に書いてあるんですが、要するに成功率の高い避妊効果もさることながら、女性ホルモンをコントロールできるので、生理にまつわるトラブルの軽減、加えて婦人病の予防や、肌をきれいにする効果も認められているのだとか。単なる避妊薬というイメージからは知ることのない事実の数々です。昔は吐き気などの副作用もかなりあったそうですが、現在はそれも改善されているそうで、多少あってもいずれなくなるそうです。

一番響いたのは、やはり婦人病の予防になるという部分。出産数の多かった昔の女性にくらべ、現代女性は排卵や月経の回数が飛躍的に増えたため、それに比例して子宮や卵巣に関する病気のリスクも増加しているのだそうです。

通常、定期的に排卵して生理が来るというのは健康の証でもあるわけですが、その一方で、子宮内膜症や卵巣がんなどを発症するリスクが増えるのだそうです。従って、ピルで抑えれば、リスク軽減につながるというわけです。

もう1つ、ピルで排卵を抑えることは、卵巣を休ませることにもなるんだそうです。卵巣を休ませるなんて、想像もしてませんでしたね~! w(◎◎)w
パネリストとして参加されていたカフェグローブの社長さんは不妊治療の経験者。治療の際「しばらく卵巣を休ませたほうが、再開したときにいい卵子になる可能性が高い」と婦人科医にアドバイスされたとのこと。年齢的に36歳を過ぎると卵子の質が低下していくわけですが、排卵を繰り返すことでそれをさらに高めることになるのだとか。こんな情報、親でも知らないですよね。

そもそも女性は自分の体について、正しい知識を得る機会というのは、本当に少ない。親自身、正しい知識をもっていなければ、子どもに伝えることもできない。実際に披露されたエピソードにこんなものがありました。

生理不順の相談に来た中学生に、基礎体温をつけるようアドバイスしたところ、その母親が「基礎体温なんて妊娠のときに調べるものなのに、なんでうちの子供にそんなことをさせるんだ!?」と言ったとか。別に妊娠とは関係なく、ホルモンバランスと排卵が正常かどうか見るのに、婦人科では一番わかりやすい情報が基礎体温なわけですが、偏見しかないケースですね。でもまぁそんなもんなんだと思います。基礎体温=妊娠コントロールというイメージは誰でも持ってるでしょうし。あてくし自身、番組を見ていて、知らないこと多いな~と感心してしまいましたし。

上智大学外国語学部教授 ミュリエル・ジョリヴェ先生によれば、おフランスではピルは無料なんだそうですよ! 医師の処方箋がないと購入できず、しかも保険適用外の日本とは大違い。披露されたグラフでも、日本は信じられないくらいの低普及率。しかも、フランス人女性への「人生を最も変えたものはなにか?」というアンケートのNo.1が「ピルとの出会い」だそうで。ピルがそこまで普及していても、フランスの出生率は上昇傾向にあるそうですから、別に“何か”が乱れるとか、出生率低下への直接的な影響にはならないんでしょうね。

あてくし的には、プロラクチンの過剰分泌を抑える「カバサール」の服用によって、月経周期がピターッと定まったという実績があるんですが(まじでびっくりした)、妊娠の予定がないうちは、ピルでホルモンを補い、抑えるというのもいいかも、と思ったりしてます。

生理後1週間は調子いいんですが、排卵時期を境に、またすぐむくみやすくなるし、生理前の猛烈な睡魔は仕事の支障になるし、直前になるとイライラ感というより、不安感みたいなものに襲われたりもするので、そういうもろもろから解放されるのはうれしいかも! みたいな。しかも婦人病のリスクが減るならなおさらGOODだし!

番組をみていて、いいこと聞いた! と思い、すぐにでもカバサールを紹介してくれた婦人科のホームドクターのもとに駆け込み、相談してみようと思いました。(OCのサイトでもリストに入っていたのでさらに安心!)

ただQ&Aを見ていたら、こんな注意書きが。

http://www.oc-for-me.com/aboutoc/qanda.html#a5
35歳以上で1日に15本以上のタバコを吸う人は、OCを服用できません。タバコを吸う人がOCを服用すると、血栓症、肺塞栓症、心筋梗塞、脳卒中などの副作用を起こすリスクが高くなるといわれています。このリスクは年齢が高いほど、また喫煙本数が多いほど高くなっていきます。健康のためにも、禁煙または喫煙量を減らしましょう。

(;゜Д゜) ヤ……ヤバイじゃん!!!!

いよいよ禁煙か……。たばこ嫌いな人と一緒にいる時間は基本的に吸わないので、禁煙のためにはそういう環境に持っていくいしかないかしら。でも仕事してると吸っちゃうんだよなあ。

そうそう。女性が婦人科のホームドクターを持つって重要だと思います。あてくしは運よくいいドクターにめぐり合えたので、脳下垂体腺腫の治療を受けられるようになったし、治療薬としてカバサールを紹介してもらえたんですよね。

これまで受診したどの婦人科も、プロラクチンの数値が高い→パーロデルを処方する というだけで、脳下垂体腺腫の検査を促すところはありませんでした。もともとは「もしかして更年期障害になっちゃったんじゃないのかしらあてくしっ!!!!」という不安から、年末ぎりぎりに偶然駆け込んだ病院だったんですけど、話をよく聞いてくださる先生だったおかげで、いろいろ不安もなくなりましたよ。ありがたいことです(^^)

まぁそんなわけで、医療に携わるパネリスト女性3名が服用していたのを知って、あてくしのピルに対する考え方も変わりました。あてくし自身はその恩恵にあずかれるかどうかわかりませんが、女性のみなさん、いかがでしょう?

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投稿者 suzumari : 2007年07月29日 04:08

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コメント

私、34歳から数年間、服用してました。
避妊目的もありましたけど、すずまりさんが書かれている
ホルモンバランスを整えるというのも目的だったのね。
生理不順は変わらなかったけど、腹痛は軽減したかな。
PMSも軽くなったような気がします。
ただ。
36キロも太ったんですよーっ!
お医者さまは「たしかに肥満の副作用はありますが、そこまでは・・・」と言ってましたけど。
で、2年ぐらい前かな、服用をやめました。
今は、PMSはつらいし、生理痛もヘビーですが、サイクルだけが正常になりました。
太ったのは、加齢による代謝低下が一番の要因だと思うけど、
やっぱりピルを服用してたのも一役買ってたのかなーと思います。
私が服用してたのは、ツムラのシンフェーズTというピルでした。

投稿者 奥さん : 2007年07月29日 10:27

ぎゃー!
実は体重の増加について、すごーく気になってたんだよね。
タバコやめてピル服用したら、どんだけぇ~!? な状態になる可能性あるな……。太りやすいからなぁ……。

PMSで食欲が猛烈に増えることあるんだけど、ピル服用でそういう症状あった?

投稿者 : 2007年07月29日 12:01

ううん、食いしん坊だけど、それはなかったよ。
ていうか、服用前と変わらなかったです。
PMSのときの、発狂しそうな食欲は、ピルの服用にかかわらず、
ってところかな。
私は、ホルモンバランスはコントロールできなかったけど、
すずまりさんはカラダが素直に従いそうだから、
運動や食生活に気をつけたら、いい方向に進むんじゃないかな?
リサーチ、がんばってください!

投稿者 奥さん : 2007年07月29日 12:35

基本的に太りやすいからなぁ。
近いうちに病院に相談に行ってみるわ~!

投稿者 : 2007年07月30日 10:02


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