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2006年02月18日

死神の精度

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死神の精度
死神の精度伊坂 幸太郎

文藝春秋 2005-06-28
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昨夜なかなか眠れなくて、手を出した本。結局全部読んでしまいました。

この本の写真を撮っているのが後楽園ホールで顔見知りになり、後に共通の知り合いがいることが判明した藤里一郎さんという武田幸三専属のカメラマンさん(ソニーのお仕事もされてるとか)。藤里さんの仕事ということで買ったままずっと積ん読状態だったんだけど、読んで見たら面白かった!

「死神」が主人公なんだけど、決してドクロマークを感じるような陰鬱な話ではありません。
当然死神が関わる人たちの行く末には「死」がちらつくわけですが、読みやすさもさることながら、話にはなんともいえぬ救いがあるんですよね。すがすがしさと感動を覚える死神の本ってところでしょうか。

伊坂 幸太郎という作家さん自身については全然知識がなかったので、正直何も期待せずに読み始めたんですが、ラッキーでした! あたしには合ってる。彼の作品をもう少し読んでみようと思います。

投稿者 suzumari : 2006年02月18日 17:14

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