SUZUMODE

「あたし化粧道具一式うちに忘れてきたかも!!」
「えー！」
女どもが総出で探すけどやっぱりない。そこで部分的に母親と妹から借りることにした。

母親が自分のファンデーションを取り出す。しかしどうも色が合わない。試供品も含めあれこれ眺めてやっと１つ借りる。これで基礎工事完了。なぜかどこからもアイシャドウがでてこない。をい！ちみたちアイシャドウ使わないのか!?　仕方ないのでチークの色で代用。アイシャドウ用のブラシがないので、指を使って延ばすのだ。アイライナーは妹から借りたが、ねぇねぇ、ちゃんと削ろうよぉ～みたいな極太(苦笑)　いつものラインが引けず、苦労。

次に「これ、使ってみる？なんだかわからないけど」と母が取り出したのはアイライナー(黒)とアイブロウ(茶)がセットになったパクト。なんだかわからないって…(⌒▽⌒；　中は使われた気配はないのに、ケースは偉く汚く、中身が外れて取れている(爆)　相当時が流れているに違いないが、使えるので借りる。ブラウンで眉毛が書けたのでOKとし、ここでほぼアウトラインが完成。

あとは口紅だが、なぜかみな淡いベージュしかもってない。あたしの顔に乗せたらボケること間違いなしのNGカラーだ。「アダモちゃん！ペイ♪」になる可能性が高いのだ。借りて塗って見たがやはりだめ。しかも使い慣れない紅筆のコシに苦労するの巻。「これ、毛足が長くて使いにくくない～？」と妹に聞いてみたところ「あたし普段使わないからわかんなーい」「・・・・・(汗)」結局母親が最後に持ってきてくれた強めのローズ系で妥協。ローズも似合わないんだけどね…あたしの肌の色には。

トイザらスだし、同行者は家族だしってんで、マスカラは省略。

そして自前のチークを乗せて鏡を見る。

「これ、なんかあたしの顔じゃねぇよぅ～(涙)」

やっぱり普段使い慣れた自分の色の組み合わせではないので、違和感ありまく!!でもトイザらスだし。まぁいいかと妥協(T_T)
自分の顔が作れない日は、なんかテンションあがらない。

ふとあたしに化粧品を貸してくれた二人の顔をみるとすっぴんだ。
ヲイ・・・(⌒▽⌒；

出先で自分用の化粧品を買い揃え、帰宅後母親に借りた口紅を返そうとしたら意外にも断られた。

「いいわよ！あげる。おかーさんその色嫌いなんだもん」
「いいよ返すよ。だって普段使ってるんでしょ？」
「いらないからあげる。」
「いらないって言ったって…もうこんなに使ってあるじゃん！」

その口紅は残りあと約1.5cmくらいになっていた(大笑)
普通それみたら愛用品だと思ってもおかしくないのだが、それでも嫌いだからいらないと言い張る母。しかたないから受け取るあたし。

謎・・・。