SUZUMODE

「えっとーーー(汗)」
「消防学校のある通りにでたいんです」
「消防学校だったらあっち方面ですよ！」
「ではあながち方角間違ってるわけじゃないんですね」
「そうですね！消防学校にいくなら、この道を・・・」

といいかけて、さぁて困りましたよ！
あっちとはいったものの、この道のどの角を曲がるとその道に通じるかさっぱり覚えていませんよ！適当にあるいていくと「ここだ」という角はわかりますが、何本目の角とか、どんな建物がある角とか、何丁目とかわかりませんよ！

「最終的にはどこにいきたいんですか？」
「○山町の交差点付近です」

さぁてまたまた困りましたよ！
近所にそんな交差点あったっけ？ヾ(^^;)

とりあえず消防学校をめざせばいいらしい。だからこう切り出してみました。
「一緒に行きましょう！」（⌒▽⌒；

しかし彼は自転車であたしは徒歩ですから、明らかに彼のスピードを妨害しています(笑)　数メートル歩いた時点で彼が「あ、たぶん大丈夫ですので行ってみます。ありがとうございました！」と言ってそのまま走り去ってゆきました。

結局、なんとなく方角を指差しただけでしたわ(爆)
つかえねー＞自分(-_-)
（つーか、建物の中にいて、「あっちの大通りに」と指差した方法に大通りはなかったなんてことはざらですけどね。）

とりあえず散歩の続きを。そのままその道を歩いてゆくと、途中で遊歩道があったのでそのままそちらに入り、さらに前進してみました。ルートとしては先ほどの位置からほぼ直線です。(まっすぐ道なりに進んで道に迷うこともありますので、これも定かではありませんが)　すると工事中の通りに突き当たりました。ふと右手を見ると交差点。
「なーんだ。こんなところにあったんだ……。」
「○山町」という看板がとてもまぶしかったなぁ(-_-)　多分あれは残暑の日差しのせい。

さっきの彼は私のアドバイスに従って、途中で左に曲がっていったんだろうなぁ。しかたないよね！だって学校方面目指すっていうんだもの。そして今頃、住宅街の路地をさまよっているに違いないわ。かわいそうに。そんなことを思った次第です。